舞台「to be YOU to be ME」感想

to be YOU  to be ME@THEATER BRATS

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 若者達が等身大の姿で挑むワンシチュエーションコメディ!

彼らは自分以外の誰かになることができるのか・・・?

(公式ホームページより)

 

大学生のお部屋風の舞台セット。

ちゃぶ台の上に紙コップ、ビールの空き缶、梅酒、2リットルのお茶と水、ウイスキーの空き瓶が乱雑に置いてありました。

既視感あるセットで、自分の大学時代の宅飲みを思い出すような感じ。

 

楽しい飲み会の最中、ユーヘイ(岩義人くん)にはなりたくない、ユーヘイは残念だから!とみんなに言われ、

やけになったユーヘイは苦手なお酒を一気飲みして倒れる。

起きると自分以外の4人の中身が入れ替わってる!?という、「君の名は」みたいな?お話。

1人だけ入れ替わっていないことに焦ったユーヘイは、

「自分はタカちゃん(まだ到着してない友達、石田隼くん)と入れ替わっている」と言ってしまう。

 

関西弁でよく喋るムードメーカーなリョウくん(吉村栄功さん)が、イケメンだけど暗いヒロシ(白磯大知さん)と入れ替わる。

ここの入れ替わりが本当に面白かった!正反対な2人の入れ替わり!

リョウくんが一言喋るたびに笑える。ヒロシが元気すぎる!

 

遅れてやってきたタカちゃん(いまいち状態を把握してない)とユーヘイが一旦舞台から姿を消す。

 

ここで大笑いしだす4人。入れ替わりはウソで、ユーヘイをからかうためにみんなで演技をしているだけだった。

ここの切り替え本当にかっこよかった〜!

ダンスしながらユーヘイが眠った後の場面まで巻き戻るんだけど、みなさんダンスすっごいいけてました。

隼くんはスタスタ歩いてきてワインとって帰ってったんだけどそれも大変かっこよかったです!

 

一通りからかい終わったから、もうネタバラシしようか〜。

という流れをぶっ壊しにくるのが我らが石田隼くん!(「石田隼は俺の石田隼だよ!」これは前夜祭での隼くんの迷言)

 このタカちゃんの天然具合が最高に面白かった!

「入れ替わってないなんてあるわけない」とか言い出して、ユーヘイを説得するタカちゃん。笑

 一番綺麗な服を着て、髪もカッコよくセットしているのに言ってることがアホすぎてそのギャップも面白かった。

 

 

「自分の証明なんて出来ねえよ。この見た目と、この中身。それでコダマ。」 

 コダマさん(佐々木道成さん)の長老のような雰囲気も相まって、何だかじーんときたセリフでした。

 

「残念なのがユーヘイ。残念なユーヘイが好き。残念じゃなかったら一緒にいない。」

こんな感じのセリフ(記憶力が悪くて申し訳ない)を言うコーちゃん(木村健人さん)の照れ臭そうな言い方が、

すっごくリアルで可愛かった。

 

自分で自分を証明することは出来ないけれど、友達のことは証明できる。

あいつはこういうやつだから、っていうキャラ付けに苦しむこともあるけど、

そんなところを面白いとおもって一緒にいてくれる友達。

いい友達だね、というタカちゃんのセリフがあったかい。

 

前回「孤島の鬼」の時にも、隼くんのビジュアルの説得力、汚れなき美しさ的な話を書いてたんですけど、

今回も隼くんは立っているだけでもタカちゃんのキャラクターの説得力があったように思います。

天然っぽい。どこか掴めない雰囲気。なんか笑える(褒めてる)。なんか普通じゃない(褒めてる)。

こうでなきゃ隼くんは推しにはなり得ないわけで。

天然で、掴めなくて、スタイルが良くてかっこいいのになんか笑えて、

なんか普通じゃない隼くんだから応援してるんだよなぁ。

 

などと推しに思いを馳せながら見ていると、お話はエンディングへ。

なんとタカちゃんは隣人と

ゾッとしたけどちょっと笑える、印象的なラストでした。

 

コメディ難しかったって口々に仰っていたけど、テンポがよくて、

引っかかるところが一箇所もなくて、とても楽しく観劇できました。

前夜祭で「それぞれの役はアテガキかと思うほど似ている」と言っていたように

他の誰でもない彼らの個性が光る、素敵な舞台でした。

 

いつかまたぜひ7人で!