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孤島の鬼 観劇前

孤島の鬼 -咲にほふ花は炎のように-

 

舞台初日を迎える前に、読書後の感想諸々を書いておこうと思います。(楽しみすぎて落ち着かない)

 

密室殺人、同性愛、冒険、、もりだくさんのお話。登場人物の愛情や憎しみがとことん深くて、蓑浦が遺灰を飲み込むシーンが前半では印象的だった。

 

とりあえず蓑浦が酷すぎる!諸戸に手握られたり身体触られてもまあいいかって好きにさせるし、ピンチの時は自分から擦り寄って甘えるくせに、いざ踏み込まれたら蛇だの化け物だの言って拒絶する。相手から好かれているのは気持ちがいいけど、それ以上は絶対に許さない。

何故か知らないけど賢い年上男性にモテちゃうんだよな〜何故かは分からないけどねって、でも天然じゃないからそれを上手いこと利用出来ちゃう感じが憎たらしい。小悪魔ではないんだけど、分かってやってる微妙な線。こんな男にハマる諸戸〜!諸戸がのめり込んでるの、蓑浦にも悪いところがあると思うんですけど!蓑浦嫌がってるけどさ!


こんな蓑浦を隼くんはどうやって演じるんだろう、とても楽しみ。とっても楽しみですよ!!

 

「道雄は最後の息を引き取るまぎわまで、父の名も、母の名も呼ばず、ただあなた様のお手紙を抱きしめ、あなた様のお名前のみ呼び続け申し候」

この最後の2行は大人の蓑浦、つまり私役の佐藤さんが読むと思うんですけど、どんな風に読むのかな。
蓑浦が書いた本のラストが諸戸の死であることって、諸戸にとってどれほどのことなんだろう。
諸戸の恋は本当に苦しいし辛い道のりだったけど、それでも最後まで蓑浦の名前を呼び続けた。切なすぎる。あまりに切なすぎて、蓑浦、もうちょっと許してあげて…と思いながら何度も読み直しました。
とにかくこの2行が切なくて好きで、この一冊は諸戸の恋の話だったか…?と思ってしまうほど。いやそれだけじゃないんですけどね。。

 

 

テニミュを卒業してから、ストレートの「口紅」、昭和のギャグ満載の「パタリロ」を経て、江戸川乱歩の「孤島の鬼」に出演する隼くん。2.5に出続ける俳優さんが多い中、色々なテーマの舞台に出演してくれて、いつも新鮮でとても楽しい!2.5はそれはそれで楽しいんだけど、どちらかというと心にズッシリ残るような舞台が好きなので、私はいま隼くんのファンで本当に幸せです。
というテンションで明日の初日を迎えます!
楽しみだなぁ〜!